2014-10-19
昨日は、高校野球秋の東京都大会 堀越対帝京、
早稲田実業対高島を観戦に神宮第二球場へ行き
その後帝京大学対筑波大学を
観戦に秩父宮ラグビー場へ行って参りました。
青山二丁目の銀杏並木にもたくさんの観光客、散歩客
がおり、皆さんすがすがしい秋の青空を満喫しておりました。
さて、この日は早実と高島でしょう。
両チームともブラスバンドとチアガールを
引き連れ、大応援合戦を繰り広げました。
やっぱり、高校野球の応援はこうでなくっちゃ
いけません。
高島のブラスバンドは金管に厚みがあって
良いですね。曲のアレンジも微妙なところに独自性が
あります。概して切れの良いところまで演奏し、
ブラバン部分と声援部分が分かれているような感じです。
比較的演奏が長く聴けるので、三郎さんとしては
気に入りました。一方の早実はやっぱり何といっても
チアガールがいいですねえ。伝統的早稲田スタイルの
応援でなくてはならない存在感があります。
さて結果は10対2で早実が7回コールド勝ちを収めました。
早実の圧勝です。早実の強さは本物に感じました。
力量的にはいろいろな面で大きな差がありましたが、
この試合で差が顕著に現れてしまった部分はやはり守備力でしょう。
早実の内外野の守備力には相当の安定感があります。
特に捕手、三塁手、外野手は守備で存在感を示しておりました。
勝敗のポイントなった4回表の高島の2死2塁の場面でも、
センターの好返球により2塁走者を本塁で刺しました。
高島に傾きかけていた流れを変える価値あるプレイだったと
思います。それにしても余裕でタッチアウトなんです。
投手としては心強い限りでしょう。
早実は打撃のほうも素晴らしかったです。
高島の鋭く曲がるスライダーを右の下位打線の各打者が
右中間にもっていける高い打撃技術がありました。
それにしても打球が良く飛びます。技術だけでなくパワーも
感じられました。
一方の高島は完膚なきまでにやられた、という印象です。
好試合を期待していましたので残念な結果ですが、
ここまで力量差があるともう仕方がないでしょう。
エースは切れのあるスライダーで序盤は良かったのですが
おっつけられて右に流される攻略法であっさり大量失点を喫しました。
変化球一辺倒でなく、もっと配球を考えてもよかったかもしれません。
また、守備陣は辛口になりますが、正面のイージーなセカンドゴロや
平凡なレフトフライが普通に捕れるレベルにならないと
野球が始まりません。捕手の盗塁対策なども基本から立て直す
必要を感じました。
ただ、打撃は悪くはありませんし、何よりも全力疾走や
強豪相手にも臆することなく勝ちにいく姿勢など
良い面がたくさん見られたなかなか見所あるチームだなと感じました。
高島から見ても、強豪校に善戦するには何が足りないか、
課題が明白になった意義ある試合だったと思います。
さて、早実。今年の強さは本物でしょう。
三郎さんのズバリ予想では、早実が左下のブロックを
勝ち上がるのは、間違いないでしょう。
ああこの予想、自分で言うのも何ですが
ほとんど当たったことがないのですが、今回こそは自信あり、ですよ。
東東京勢が充実する中、関東一、帝京、二松学舎の3強の一角に
西の早実が名乗りを上げ、準決勝は目の離せない互角の戦いとなること
でしょう。
今日は観戦にいかず、これから妻と一緒にスパに行って
ゆっくりサウナ漬けになって参ります。
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